はじめてのRuby その1(インストール〜Hello World)

前々からやろうやろうと思って、なかなか手をつけられないでいたRubyに今日、初めて挑戦しました。まずは、Rubyのインストールを行い、お決まりのHello Worldをやってみたいと思います。

Rubyのインストール

まず、http://rubyforge.org/frs/?group_id=167からruby186-25.exeをダウンロードします。ダウンロードしたexeファイルをダブルクリックすると、インストーラが起動しますので全てデフォルトの設定のままインストールを行います。コマンドプロンプトから以下のコマンドを入力し、rubyのバージョンが表示されればインストールは成功しています。

C:\>ruby -v
ruby 1.8.6 (2007-03-13 patchlevel 0) [i386-mswin32]

対話型環境(irb)を使ってみる

では、さっそくHello Worldをやってみましょう。rubyには、irbという対話型の実行環境が用意されていますので、これを使って行いたいと思います。対話型環境は、ちょっとした動作を確認したい時などに便利でPythonなどにもついています。(ああ、Pythonもやらねば・・・)コマンドプロンプトから以下の通り、入力します。

C:\>irb
irb(main):001:0> puts "Hello World"

ここで、

Hello World
=> nil

と表示されれば成功です。

テキストエディタRubyのコードを書く

対話型環境(irb)でHello Worldができたので、次にテキストエディタRubyのコードを書いてファイルを保存し、それを実行してみたいと思います。まず、適当なディレクトリ(ここでは、C:\temp\rubyとする)でhoge.rbという名前の新しいファイルを作成します。作成できたら、メモ帳などでファイルを開き、以下のようなコードを書いて保存します。

puts "Hello World"

コマンドプロンプトでファイルを作成したディレクトリに移動し、以下のコマンドを入力します。Hello Worldと表示されれば成功です。

C:\temp\ruby>ruby hoge.rb
Hello World

なお、文法のチェックを行いたい場合は、プログラムの実行前に以下のコマンドを入力することで、行うことができます。Syntax OKと表示されれば、文法が正しいということです。

C:\temp\ruby>ruby -c hello.rb
Syntax OK

と、Hello Worldはとても簡単にできました。めでたし、めでたし。